ダイエットの食材として注目されている「バナナ」。
スーパーなどでよく売られている黄色いバナナの中に、青バナナが混ざって売られているのを見たことがあります?
筆者は初めて見た時に、
熟してない?栄養少なそうだし、甘くなさそうだからやめておこう、、
と思って避けてしまいました。
それから気になり、青バナナについて調べたのでご紹介します。
青バナナとは
青いバナナは熟す前の状態のバナナです。
日本のスーパーなどで販売されているバナナの多くは、東南アジアなどの海外から輸入されているものがほとんどです。
熟成した黄色いバナナには、日本の農作物に被害を及ぼす可能性のある害虫が寄生している恐れがあることから、日本国内への害虫の侵入を防止するために、黄色いバナナの輸入が禁止されています。(植物防疫法)
(参考) 農林水産省 https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1705/01.html
青バナナの特徴
青バナナもそのまま食べられますが、未熟であるため、皮や身はとても硬くかなり渋いです。
また、香りも青臭い香りがします。
熟す前なので、毒性があるのではと心配する方もいますが、青バナナに毒性はないので安心して下さい。
青バナナは栄養豊富といわれており、とくに「レジスタントスターチ」という難消化性デンプンが豊富です。
このレジスタントスターチは体内で消化されにくいデンプン質で、小腸などで消化・吸収されずに大腸まで届きます。
体内で消化されにくいので血糖値が上がりにくく、インスリンの分泌を抑えられるので、健康維持効果や空腹を抑える効果があります。
さらにレジスタントスターチは腸内でビフィズス菌や乳酸菌のような菌の増殖を促すので、腸内環境を整え、便秘解消にも効果が期待できます。
また青バナナは黄色に熟したバナナよりも難消化性デンプンが多く含まれていることも大きな違いです。
青バナナが黄色く熟していくにつれて、難消化性デンプンが糖質へと変わっていき次第に甘くなっていきます。
青バナナの美味しい食べ方
青バナナは硬くて芋っぽいので、加熱した料理がおすすめです。
■揚げチップス
南国の定番おやつ
青バナナは皮が硬くて普通にはむけないので、ピューラーでむきます。
スライサーでスライスしながら熱した油の中に入れ揚げていきます。
味付けは塩をふってあっさり食べるのもいいですし、メープルシロップをかけて甘くして食べてもおすすめです。
■ベーコン巻き
スペイン料理であるベーコン巻き
バナナをベーコンの幅に切り、ベーコンを巻いて楊枝に刺します。
フライパンにオリーブオイルをしき、焦げ目がつくまで焼くのがおすすめです。
お好みで塩コショウをし、おつまみとしても絶品です。
■マヨネーズサラダ
食物繊維たっぷりサラダ
青バナナをジャガイモの代わりに使いポテトサラダを作ります。
完全に芋です!ダイエットしながら食べられるなんて幸せ、、
芋大好きです♡
まとめ
青バナナは熟していないバナナです。
毒性はなく、「レジスタントスターチ」という難消化性デンプンが豊富に含まれています。
そのため、食後の血糖値の上昇を緩やかにし満足感を持続させたり、腸内環境を整え便秘解消の効果が期待できます。
皮や身は硬く、味は渋くて芋のようなので、加熱する料理がおすすめです。
青バナナは栄養豊富で健康にいいので、
店頭でみかけたら試しに食べてみて下さい☆
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