みなさんは急におならが止まらない、においが臭くなった、、などの経験をしたことはありますか?

恥ずかしながら筆者は止まらなくなったことがあります!
ボディメイクのために糖質制限をしており、毎日、蒸した鶏むね肉とブロッコリー、プロテインを摂取していました。
便秘にならないように、良質な油、食物繊維は意識的にとるようにし、キノコ類とおからパウダーとプロテインで作った蒸しパンをおやつ代わりに食べていました。
一度、異常なまでに食欲が増したときに、プロテインおから蒸しパンならカロリーが低いと多く食べてしまう日が続きました、、
あとは、いつも飲んでいた「みらいのこうそ」という酵素ドリンクを効いているか疑問に思って飲むのをやめてしまっていました。














後に詳しく解説しますが、原因としては
タンパク質の過剰摂取
突然の食物繊維の過剰摂取
が原因でした。
と言いますのも、プラスで摂取してしまっていたプロテインとおからの量を減らしたところ、
徐々に臭いが無臭になり、回数も減っていったからです。
さらに、みらいのこうそも復活させたら酵母と乳酸菌のおかげで便通も元通りになり、腸内環境が整いました。
それでは、おならが臭くなる原因などを詳しく解説していきます。
なぜおならは臭くなるのか?


もともとおならの成分は、その大半が食事中に一緒にのみ込んだ空気です。
残りも大腸内の細菌が食べ物かすを分解してだす水素やメタンなど、無臭のガスで、おならは普通、あまり臭いがしません。
そんなおならが臭くなる原因は、悪玉菌に分類される腐敗菌である「ウェルシュ菌」が増えているからです。
ウェルシュ菌は腸内で臭い物質である、スカトールやインドールなどを作り出すので、おならが臭くなります。
ウェルシュ菌は、普段から腸内にすみついていますが、あまり活発なわけではありません。
腸内環境のバランスが崩れ、腸内での勢力が増すと、臭い物質をどんどん作りだすようになります。
糖質制限をするとおならが臭くなる原因


1.腸内環境の変化
糖質制限中の食生活はタンパク質・脂質がメインになりますが、肉や魚ばかり食べていると悪玉菌が増えてしまいます。
悪玉菌が増えると善玉菌が減り、腸内環境のバランスが崩れ、おならが増えたりくさくなってしまいます。



それだけでなく悪玉菌が増えると痩せにくくなります!
それでは、悪玉菌はどんな場合に優勢になるのか説明していきます。
もともと大腸にすむ腸内細菌の多くは、消化されずに大腸まできた食べ物の残りかすであり、食物繊維をエサにしています。
一方、悪玉菌に分類される「ウェルシュ菌」など腐敗臭をだす細菌の好物は、たんぱく質や動物性の脂などです。
こうしたタンパク質や脂は、胃や小腸で分解され、消化、吸収されるため、あまり大腸に届くことはありません。
しかし、食事が肉食中心になり、たんぱく質や脂肪の摂取が過剰になると、消化、吸収しきれなかった残りかすが大腸に届きます。
それがウェルシュ菌などのエサとなり、腸内環境を悪玉菌優勢にしていくのです。
2.一時的に便秘になりやすくなるから
便秘が原因で排出されない便が長時間あると、ガスが発酵しておならが臭くなります。
糖質制限により栄養バランスが崩れたり、極端に食べる量が少なくなったりすることで起こります。
これは、食事制限による食物繊維の量が足りないことも影響しています。
また、ストレスなどで自立神経が乱れることによって腸の蠕動運動がスムーズに行われないことも原因です。
おならが臭いときの対処法


1.善玉菌を増やす食べものを食べる
善玉菌の栄養源となる食品は、オリゴ糖や食物繊維を含むものです。
・野菜
*オリゴ糖:大豆、玉ねぎ、ゴボウ、アスパラガス
*食物繊維:切り干し大根、バナナ、キャベツ
・海藻類
・大豆製品
・ネバネバ食品
・善玉菌であるプロバイオティクスを直接摂取する
*プロバイオティクスというのは、人間や動物の体にいい働きをする生きた微生物のことです。
例えば、乳酸菌とかビフィズス菌が体にいいと言われていますが、こういった菌をまとめてプロバイオティクスといいます。
ヨーグルト
乳酸菌飲料
納豆
漬物
ビフィズス菌や乳酸菌は、摂取し続けても腸内に定着することはないため、続けて摂取することが大事です。


2.便秘を解消する食べ物
便秘解消には腸内環境を整える必要があります。なので、善玉菌を増やす食べものが必要になってきます。
それとは別に、脂質も重要です。
適度な脂質は、便の滑りをよくして排便を促進するはたらきがあり、便秘解消につながります。
脂質はカロリーが高いのでとりすぎには注意してください。
便秘解消のためには、適量の良質な脂質を取り入れることをおすすめします。
良質な脂質を含む食べもの
オリーブオイル
えごま油
青魚
ナッツ類
アボカド
おならが臭くなる食べもの


・乳製品
「乳糖不耐症」の方の場合、牛乳やヨーグルトなどの乳製品を食べるとおならが臭くなる可能性があります。
「乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)」は、牛乳の中に含まれる「乳糖(ラクトース)」を消化吸収のため分解するラクターゼという消化酵素の、小腸での分泌不足が原因で起こります。
・アルコール
お酒の分解過程で作られるアセトアルデヒドは、においの元になります。
・揚げ物・タンパク質
揚げ物の脂質やタンパク質が悪玉菌のエサになり、悪玉菌が増えてしまいます。
食べ過ぎには注意しましょう。
・小麦やグルテン
グルテンは人の消化器官で分解されにくいという特徴を持ちます。
消化器官で完全に分解されなかったグルテンは、分解途中の状態で腸をはじめとした消化器官の粘膜にへばりつくことがあります。
それにより、体質によっては便秘になり、おならが臭くなります。
・キャベツ、ブロッコリーなどの野菜
アブラナ科の野菜には、元々硫黄が含まれています。
こうした硫黄化合物を含む食材を口にすると、「アーキア」という種類の 腸内細菌が働いて、硫黄のニオイのするガスを作り出します。
・豆類
普段食物繊維をとっていない方がいきなり大量の食物繊維を摂取すると、消化不良になり腸内にガスがたまります。
そして、消化不良から便秘につながり、おならが臭くなってしまいます。
食物繊維の量を徐々に増やし、適量を守ることをおすすめします。
(食物繊維一日の摂取目標量:18~64歳で男性21g以上、女性18g以上)
おならが臭くなった時の対処法


・少しずつ食べる
・原因となる食品の回避
・臭い食べものを避ける
・ゆっくり食べる
・水をたくさん飲む
・炭酸飲料を避ける
・ヨーグルトやプロバイオティクスを含む食品を取り入れる
まとめ


糖質制限中の食生活はタンパク質・脂質がメインになりますが、肉や魚ばかり食べていると悪玉菌が増えてしまいます。
なので、善玉菌を増やすために、オリゴ糖や食物繊維を含む食品を意識してとることが大事です。
また、おならを臭くする食べものを食べ過ぎないように注意しましょう。



筆者が困ったときに調べたことを記事にしました!
実践してみて臭いもおならもおさまったので、困ったら是非試してみて下さいね☆
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