スーパーフードとして注目される、鮮やかなピンク色の果実「ドラゴンフルーツ」を食べたことがありますか?
ドラゴンフルーツは日本だけでなく世界中で注目を集めています。
なぜなら、美容、健康にいいとされるマグネシウムやビタミンCなどの栄養成分が豊富に含まれているからです。
また、100g当たり50kcal、1個当たり役130kcal程と低カロリーなので、ダイエットとの相性がいいのも人気の理由です。
ドラゴンフルーツとは?
ドラゴンフルーツはサボテン科ーヒモサボテン属ーサンカクサボテンの果実です。
海外では「ピタヤ」と呼ばれ、主にメキシコなどの中南米、ベトナムなどの東南アジアで収穫できるフルーツです。
日本産のドラゴンフルーツは、7割~8 割が沖縄県で栽培されており、次いで鹿児島、千葉県などでも栽培されています。
味は特徴的なその外観に比べて、すいかのような控えめな甘みで意外にあっさりしており、キウイフルーツに似た食感があります。甘さは種類によって大きく異なりますが、酸味はあまりないのが共通的です。
ドラゴンフルーツの種類
ドラゴンフルーツには、中が白い白肉種と実が赤い赤肉種があります。
それぞれの特徴をご紹介します。
・白肉種(ホワイトピタヤ)
ホワイトピタヤはさっぱりとした味が特徴的です。
シャキシャキして口当たりもよく、甘さが控えめなので、サラダに加えたり肉料理の付け合わせとしてもおすすめです。
・赤肉種(レッドピタヤ)
白肉種と比べて甘みが少し強いのが特徴です。
白肉種と同様にシャリっとした食感ですが、実が少し柔らかめなのでジュースやスムージー、ジャムやソースにして食べるのもおすすめです。
想像している以上に鮮やかで綺麗な赤紫色をしているため、カットして添えるだけで食卓が華やかになります。
筆者も試しにレッドピタヤを食べてみたのですが、思っていた以上に甘さ控えめでサッパリしていました!
たまたま焼いたお肉と一緒に食べていたのですが、サッパリしていて箸休めにぴったりでした☆
ドラゴンフルーツに含まれる栄養成分と期待できる効果
スーパーフードとして注目されているドラゴンフルーツ。
カロリーが低くヘルシーにもかかわらず、栄養成分が豊富に含まれています。
どのような栄養が含まれているかご紹介します。
1.マグネシウム
2.ビタミンC
3.食物繊維
4.ビタミンB群
5.カリウム
6.葉酸
7.パントテン酸
8.ベタシアニン(レッドピタヤ)
1.マグネシウム
ドラゴンフルーツのマグネシウム含有量は100g中41mgとフルーツの中でもトップレベルです。
マグネシウムが多いと言われているバナナでも100g中32mgなので優秀なフルーツであることが分かります。
代謝を手助けするマグネシウムには抗酸化作用もあるので、がん予防や老化防止、生活習慣病にも効果があります。
マグネシウムには便秘改善効果があり、ダイエット中の人にも嬉しい栄養成分です。
また、カルシウムと一緒に摂ることで脳卒中や心臓疾患の予防、筋肉痛改善の効果があります。
神経の緊張や興奮を緩和するため、精神を安定させる効果もあります。
2.ビタミンC
ドラゴンフルーツには、美容に欠かせないビタミンCが含まれています。
ビタミンCはコラーゲンの生成に不可欠で、強い抗酸化作用があり、LDLコレステロールの酸化を防いで血管疾患を予防すると言われています。
また、鉄の吸収を助けたり、メラニン色素の沈着を防いだりする働きがあります。
3.食物繊維
ドラゴンフルーツには100g中1.9gの食物繊維が含まれており、バナナ(100g中1.1g)の約2倍もの食物繊維が含まれています。
食物繊維は腸内環境を整えるのに必要なので、便秘改善に期待できます。
4.ビタミンB群
ドラゴンフルーツは、100g中ビタミンB1が0.08mg、ビタミンB2が0.06mg、さらにビタミンB6が0.05mgと、豊富なビタミンB群を含んでいます。
ビタミンB群は、摂取した糖質・脂質・たんぱく質をエネルギーに変換するために必要です。
糖質・脂質・たんぱく質をエネルギーに変えることを「代謝」といい、代謝が活発におこなわれないと余分なエネルギーが脂肪として体内に蓄積されることもあるので、ビタミンB群はダイエットに欠かせない必要な栄養だといえます。
5.カリウム
ドラゴンフルーツのカリウム含有量は100g中350mgで果物の中でもトップクラスです。
カリウムはナトリウムとバランスをとり合う関係にあります。ナトリウムを過剰に摂取すると、浸透圧のバランスを保とうと水分が余計に溜め込まれ、むくみの原因になります。
カリウムには体内の余計な塩分を排出する役割もあるので、むくみ対策に効果的です。
6.葉酸
葉酸は細胞の新生に働き、胎児の発育や造血に不可欠な注目のビタミンです。
ドラゴンフルーツは100g中44μgの葉酸が含まれており、桃の8倍、りんご14倍もの量が含まれています。
また、妊娠期は通常よりも摂取する食材に敏感になります。
病害虫に強いため農薬をあまり使用せずに栽培されるドラゴンフルーツは安心して食べることができます。
7.パントテン酸
パントテン酸は血液の中のLDLコレステロール、いわゆる悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロール(HDLコレステロール)を増やす作用があります。なので動脈硬化の予防につながります。
8.ベタシアニン(レッドピタヤ)
ベタシアニンはドラゴンフルーツや赤ビーツなどのごく一部の植物にしか含まれていない大変貴重なポリフェノールです。
抗酸化作用があるポリフェノールの種類は5,000種類以上あり、その中でもトップクラスと言われているのがこの「ベタシアニン」です。
抗酸化作用、抗がん作用、生活習慣病予防に効果が期待できます。
ドラゴンフルーツの食べ方
ドラゴンフルーツは、切ってそのまま食べるのがおすすめです。
基本の切り方は、まずへたを取って縦にふたつに切り分けます。あとはお好みで食べやすい大きさに切り、手で簡単に皮を剥ぐことができます。見た目に反して、手間をかけずにササッと簡単においしく食べられます。
レッドピタヤを切り分けていた時に落としてしまったのですが、思っていた以上に果汁が飛び散り服が染まってしまったので、エプロンをおすすめします、、
また、美味しいドラゴンフルーツは小さい物より、大きい物の方が良く、手に持った時にずっしりと重みを感じるものを選びます。 完熟度合いは素人目にはなかなか判別しにくいですが、ドラゴンフルーツは追熟しない果物なので鮮度が良い物を選んでください。 皮に張りがあり、葉のような突起の幅が広く短い物を選びます。
筆者が選んだドラゴンフルーツは大きいですが、葉のような突起は長かったです、、
でも美味しかった!!短かったらもっと美味しいのかと思うと、次回が楽しみです☆
おすすめアレシピ
■ピタヤボウル
レッドピタヤをピューレ状にして上にバナナやイチゴ、グラノーラをトッピングしたものです。
爽やかな甘さで食欲のない朝食にもピッタリです。
美容やダイエットにいい栄養素が豊富に摂れるので、おすすめのレシピです。
■ドラゴンフルーツサラダ
癖のない味が特徴のドラゴンフルーツは、サラダとも相性抜群です。
お好みの大きさに切り、好きな野菜とサラダにしても良いですし、ドラゴンフルーツをドレッシングにしてサラダにかけるのもおすすめです。
ドレッシングは潰してこしたドラゴンフルーツに、ヨーグルトやオリーブオイル、レモン汁などを加えて味付けし、泡立て器で混ぜて作ります。
筆者は生ハムと一緒にサラダにして食べたのですが、ほのかな甘みと生ハムの塩気がマッチしていて美味しかったです☆
■炊飯器ピタヤバナナケーキ
バナナが熟しすぎた時につくる炊飯器ケーキにピタヤを混ぜてみました。
色が鮮やかな赤紫色のケーキになって感動しました!!
見た目も綺麗で美容にいい栄養も豊富だと思うと、食べていて得した気分になりました☆
材料
☆米粉or小麦粉 100g
☆ベーキングパウダー 小さじ1
バナナ 2本
ビーツ 4分の1~半分
卵 1個
お好きな甘味料 0~大さじ2
オリーブオイル 大さじ2
(水分が足りなかったら豆乳or牛乳を少し足す)
1.釜内でバナナをつぶし、☆以外の材料と混ぜる
2.☆とさっくりと混ぜる(小麦粉の場合はふるっておく)
3.炊飯器の白米モードで炊く
炊き終わりに表面が生っぽく見えたら、保温で放置しておけば熱が通ります☆
筆者はボディメイク中なので、米粉を使用し甘味料は使いませんでした。使う時はラカントを使用します☆
米粉で作るとモチモチ、小麦粉だとふわふわになります。
mochikoなだけにモチモチが大好きなんです、、
まとめ
ドラゴンフルーツは栄養豊富でスーパーフードとして注目されています。
美容、健康にいい下記の成分が含まれており、ダイエットにもおすすめの食材です!
1.マグネシウム
2.ビタミンC
3.食物繊維
4.ビタミンB群
5.カリウム
6.葉酸
7.パントテン酸
8.ベタシアニン(レッドピタヤ)
甘さ控えめのサッパリした味なので、サラダに混ぜたり、ドレッシングにしてサラダにかけても美味しくいただけます。
また脂っこい料理の箸休めに添えるのもおすすめです!
甘さを追加したい時は、美容にいいメープルシロップやハチミツをかけても美味しいですよ☆
注目のスーパーフードを美味しく食べて、 楽しく健康で綺麗な体型を目指しましょう!!
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