「ダイエット中でもコーヒーを飲んでもいいの?」
「ダイエット中にコーヒーを飲むといいって聞くけど実際どうなの?」
コーヒーが好きだと疑問に思ったり、興味をもつ方も多いのではないでしょうか。
メディアではコーヒーには脂肪燃焼効果があると紹介されており、ダイエットに良いと紹介されています。
当記事では、どうして「脂肪燃焼効果」があるのか、どのように飲んだら効果が得られるのか解説していきます。
コーヒーがダイエットに効果があると言われている理由
コーヒーがダイエットに効果があると言われているのは、脂肪燃焼効果が期待できると言われている、2種類の成分を含んでいるからです。この2種類の成分についてご紹介します。
脂肪燃焼効果が期待される成分1:カフェイン
カフェインには、中性脂肪を分解・消化するリパーゼという消化酵素を活性化させる働きがあると報告されています。
脂肪燃焼効果が期待される成分2:クロロゲン酸
クロロゲン酸はポリフェノールの一種で、脂肪の蓄積を抑えたり脂肪の燃焼を促進するという研究報告がされています。
またポリフェノールには抗酸化作用があります。こちらは、老化や免疫機能の低下などを引き起こすとされる活性酵素の発生やその働きを抑制したり、活性酵素そのものを取り除いたりする作用があります。
コーヒーにはダイエットだけではなく美容にもいい成分が含まれていたんですね!
コーヒーダイエットの効果的な飲み方とタイミング
コーヒーダイエットを行う上で効果的な飲み方とタイミングについて5つのポイントをご紹介します。
1.ブラックで飲む
2.食後30分以内に飲む
3.運動前に飲む
4.ホットで飲む
5.インスタントよりもドリップを選ぶ
1.ブラックで飲む
コーヒーを飲むときは、ミルクや砂糖を入れず、無糖のブラックコーヒーにするのがおすすめです。
牛乳やクリームは脂質が多く、砂糖は摂取することで血糖値が急上昇してしまします。
コーヒー100gあたり4kcalと低く脂肪燃焼効果も期待できるのでブラックで飲みましょう。
どうしてもブラックコーヒーで飲むのが苦手な方は無脂肪ミルクや豆乳、カロリーゼロの砂糖を使うことをおすすめします。
また、脂肪燃焼効果の期待できるMTCオイルやグラスフェッドバター、ギーを小さじ一杯程度入れても飲みやすくなります。
2.食後30分以内に飲む
食後に満腹感を感じるまでの時間は、約15分~20分かかるといわれています。
食事が終わっても物足りなく、お菓子を食べたくなることもあると思います。
そんな時にゆっくりとコーヒーを飲んで満腹感を待ち、これ以降は食べないという一区切りのサインとして活用してみて下さい。
3.運動前に飲む
運動前にコーヒーを飲むことで、カフェインの効果により集中力がアップし、運動のパフォーマンスが上がります。
また、コーヒーには脂肪燃焼効果を高める作用があるため、有酸素運動であるウォーキングやジョギングなどの前に摂取することをおすすめします。
カフェインの効果が現れるまでの時間には個人差がありますが、15分~1時間ほどで効き始めると言われています。
そのため、運動の30分~1時間前に飲むのがベストです。
4.ホットで飲む
夏場の暑さ回避やお手軽さからアイスコーヒーを飲んでしまいますが、ダイエットにおすすめなのはホットで飲むことです。
脂肪燃焼効果のある成分であるカフェインやクロロゲン酸は、80度前後で効果が高まると言われています。
また、消化機能の観点からみてもホットがおすすめです。
5.インスタントよりドリップを選ぶ
インスタントコーヒーは比較的安価で気軽に楽しめますが、ドリップコーヒーに比べてカフェインの含有量が少なくなっています。
ダイエットに効果的なカフェインをより多く摂取したい場合は、ドリップコーヒーを選びましょう。
コーヒーを飲む際の注意点
コーヒーを飲む際の注意点を4つご紹介します。
1.飲みすぎによる胃痛
2.歯の色素沈着
3.睡眠不足
4.妊娠中・授乳中のカフェインの影響
1.飲みすぎによる胃痛
コーヒーに含まれるカフェインを摂取しすぎると、胃液の分泌が活発になることで、胃痛や胸やけを引き起こす可能性があります。
「1日のカフェイン摂取量の上限を400mgまで」とカナダ保健省(HC)が公表しており、コーヒーマグカップ(237ml)で3杯までとされています。
(参考)Health Canada Reminds Canadians to Manage Caffeine Consumption(2010)
http://www.healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2010/13484a-eng.php
2.歯の色素沈着
コーヒーに含まれるタンニンは歯の着食の原因になります。
なので、コーヒーを飲んだ後は着色を避けるためにこまめに歯みがきすることをおすすめします。
また、タンニンは鉄分の吸収を阻害する作用もあるため、適量を守って飲みましょう。
3.睡眠不足
コーヒーに含まれるカフェインは交感神経を刺激して興奮状態になり、不眠につながる恐れがあります。
寝る前のコーヒーやカフェインに敏感な人は、就寝の5~8時間前までの摂取をおすすめします。
また、睡眠不足は食欲増進につながることが分かっているので、ダイエットに逆効果になってしまいます。
4.妊娠中・授乳中のカフェインの影響
英国食品基準庁(FSA)では、2008年に妊婦がカフェインを取り過ぎることにより、出生時に低体重となり、将来の健康リスクが高くなる可能性があると公表しています。
また、過剰摂取は不眠症、頭痛、イライラ感、脱水症、緊張感を引き起こすため、特に子供や妊婦、授乳中の女性は注意すること。
カフェインの影響がより大きい妊婦や授乳中、あるいは妊娠を予定している女性は最大300 mg/日(コーヒーマグカップ(237ml)で約2杯)までとされています。
(参考)Pregnant women advised to limit caffeine consumption
http://webarchive.nationalarchives.gov.uk/20120206100416/http://food.gov.uk/news/newsarchive/2008/nov/caffeinenov08
まとめ
コーヒーには脂肪燃焼効果がある成分、「カフェイン」と「クロロゲン酸」が含まれている。
コーヒーを飲むときの5つのポイント
1.ブラックで飲む
2.食後30分以内に飲む
3.運動前に飲む
4.ホットで飲む
5.インスタントよりもドリップを選ぶ
コーヒーを飲む際の注意点
1.飲みすぎによる胃痛
2.歯の色素沈着
3.睡眠不足
4.妊娠中・授乳中のカフェインの影響
ご自身に負担のないようにコーヒーを取り入れて、ダイエットを成功させましょう!
筆者は朝食にプロテインマグケーキを毎日食べているのですが、ここにコーヒーを混ぜて食べたりしています!
一緒に理想の体型を手に入れましょう!!
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